資産運用初心者の為の投資信託入門 >> 各金融商品について
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リスク限定型投資信の特徴について
■リスク限定型投資信とは?
リスク限定型投資信とは、仮にファンドの運用が思惑と外れることにより大幅に元本割れ
した場合でも、元本のおよそ90%が保証されている安定型投資信託なんです。
なぜリスク商品である投資信託で、このような保証がなされているか不思議ですよね。
実は、運用資金の大半を高格付けである「債券」や「短期金融商品」などの安全性の高い
商品で運用されているため、現実的に可能とされております。
そして、その残りを、リスクが大変高いとされております日経平均株価の先物などで運用
しております。もしかしたら意外に思われるかもしれませんね。
■ノックイン・ノックアウトとは?
こうしたリスクバランスを積極的に取ることによって、リスクが低く抑えられるわけなん
ですが、その分どうしてもリターンも少なく設定されております。
また仮に株価が急騰するような場面が訪れた場合であっても、こうした利益は、ファンド
の償還時の基準価額には上限設定されていることから、満足な利益を得られません。
そして、リスク限定型投資信託は、ノックインといいます。
日経平均株価の終値が基準価額を下回た時の元本保証をノックアウトといいいます。
■リスクが低いからといって安心しない
また、反対に日経平均株価の終値が基準価額を上回ったときの償還があらかじめ定められ
ているのが特徴です。上述した文章を読めば、単純な商品のように思えるかも知れません。
しかし、実際にはそれほど単純な商品ではありません。
詳しく、仕組みを理解しようとすると、理解できない場合がもしかしたらあるかもしれま
せんが、そのような状態で購入しないように注意する必要がございます。
投資信託には様々な種類がございますので、資産運用の目的にあわせた商品選びが必要
です。利回りの良さや分配金の多さだけで選んでしまうと痛手を被ります。
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